Twitterにおいて初期から弊社の活動にお付き合い頂いている方はご存知かと思われますが、多摩クロスラインこと城南多摩線はもともと多摩地域の斜め方向への移動と羽田空港へのダイレクトアクセスを計画としていました。

しかし、二子玉川以南・羽田空港周辺の並走は実在架空問わず混乱をきたすほどに多数存在していたため、その時点で我らに出番無しと判断。また実在鉄道事業者との直通はしないという中の人のポリシーも仇となり、弊社は羽田空港への延伸計画を断念せざるを得ない状況に追い込まれました。

当時、羽田空港国際線ターミナルまで弊社の空港線が伸びてきたら東宮電鉄系列の「アクアライン高速鉄道」と直通を行う予定でした。

現在コーポレートカラーとなっている多摩川の水の色と環境にやさしい鉄道をイメージした「インペリアルブルー」は当時空と海の青を表すものとしてお目見えし、ある意味では羽田空港延伸計画の名残と言えるものになっています。

これが2015年に同じ東宮電鉄系列の「東関東高速鉄道」を経由して成田空港へ直通することになるとは、当時の私は思いもよらなかったのです。

というか、あの時点で何社羽田空港にひしめき合っていたのやら。それはもはや永遠の謎です。