CL1000系(編成固有記号A)

2001年の仮開業時に20m4ドア車のCL1000系がデビュー。

6,8,10両のグループが存在し、フレキシブルな運用を組めるようになっています。

ほぼ同時期に製造された京王電鉄9000系やJR東日本E231系などの設計を取り入れ、三重県にある京名電鉄の海山道(みやまど)車両工場にて制作が進められました。

車両腰部に帯を巻くという常識を打ち破り、ドア横にストリームブルーとライムグリーンのストライプをまとったフォルムは新鮮さをもって迎えられました。

2013年頃から、新型車に向けて一部編成で新型素子の現車試験を行っていましたが、2015年にデビューしたCL2000系ではフルSiC素子を搭載したVVVFインバータが採用されました。

車両スペック

設計最高速度 140km/h

営業最高速度 CL区間120km/h 東関東高速線 130km/h

起動加速度 3.0km/h/s

減速度 3.5 km/h/s(常用最大)4.5 km/h/s(非常)

全長・ドア数 先頭20.15m 中間20m 片側4ドア(CL1000系)

車両定員 先頭143名(うち座席48)中間154名(うち座席54ないし51) 

全幅 車体基準280cm 最大285cm

全高 405cm

車体重量 26.1tから33.6t

軌間 1067mm(106.7cm)

電気方式 架線集電式の直流1500V

主電動機 かご形三相誘導電動機,出力150kw(1次車)全密閉式かご形三相誘導電動機,出力175kw(2次車以降)

制御装置 2レベルIGBT-VVVF (IEGT,フルSiC採用VVVFの現車試験も実施中) いずれも1C4M

駆動装置 WN駆動

制動方式 電気指令式ブレーキ(回生ブレーキ併用)

製造 京名電鉄 海山道車輌工場